2017年7月24日月曜日

銀座すし処「真」〈東京都中央区〉


撮影と打ち合わせのため終日GS銀座ですごした日、大谷さんがランチに連れていってくれたのが、銀座すし処「真」です。

いかにもすし職人といった感じの大将に遠慮して写真を控えようとしたら、「かまへんよ、大将もFacebookやってるし」と大谷さん。あ、ほんとだ。大将のファンが大勢いることが伺えます。


鮪と白身からいただきます。おいしーーー! 続いてのトロと烏賊で身も心もとろとろ。もう好きにしてください、と、何もかも委ねたくなるほど。
22年間の修行と経験を積み、銀座で独立開業を果たした大将の真喜さん。食材の仕入れは自ら築地に足を運ぶそうです。素材のいいところをそのまま握ってさりげなく皿にのせてくれているようでいて、口に入れると一貫一貫それぞれにたくさんの繊細な仕事が詰まったおいしさが伝わってきます。抜群です。おいしいだけでなく、気持ちがほんわりとする大将の人柄や真意が感じられるすしでした。幸旨。


●銀座すし処「真」
東京都中央区銀座7-12-4 ウェイフェアビル1F
03-3543-9339
営業時間 月〜金 11:30〜14:00 17:30〜22:30
     土  11:30〜14:00 17:30〜21:30
 定休日 日曜

2017年7月13日木曜日

季節料理「昇菊」〈静岡市葵区〉


股旅社中の取材で園田椅子製作所を訪ねた日、静岡のアニキこと園田さんに連れて行ってもらった店が「昇菊」です。


焼津を始め清水に沼津。多くの漁港を抱える静岡で、アニキが魚の旨い店を選らんでくれました。全国津々浦々裏路地に精通している園田さんですが、得意な店は一人飲みの店ということで、「昇菊」も例にもれず青葉小路という風情のある路地に佇んでいるこぢんまりとしたお店です。5、6人で満員になるカウンター割烹。われわれ5名は、2階のお座敷へ。
魚料理全開です。小粒の貝はナガラミというそうです。うまい! 刺身サイコー、生しらす万歳。金目鯛の鍋、うれしー。栄螺のつぼ焼き、コクうま。桜海老のかき揚げ、サックサクで香りもごちそう。魚天国を堪能しました。


●季節料理「昇菊」
静岡県静岡市葵区両替町2-3
054-272-0701
営業時間 17:30〜24:30 日祝定休