2014年9月20日土曜日

すしやの「つる八」の秘密 その30〈徳島県徳島市〉


旨いものに釣られて徳島に通っているという噂の震源地となったすしやの「つる八」。このおいしさは内緒にしておきたいけど、誰かに伝えずにはいられない。今回の秘密は、ずばり刺身とすし。

徳島を訪ねた日。恒例のつる八の会は、宮崎椅子製作所テーブル工房kikiデザイナー小泉誠さんと村澤一晃さんかわら版ライターの大柴いずみさんのいつものメンバーに加えて、本林家具の本林隆行さんと秋月木工の秋月修さんも参加して徳島大連合の会となりました。


まずは刺身の盛り合わせ。鮪、よこ、鯵、鯨、蒸し鮑。ど真ん中のストレート豪速球5連発です。そして握りは、とろ、鯛、いか、鰻に押し寿司。おいしさのグランドスラムに歓声がわき上がります。さすがつる八。チャーハンが出てきたりフレンチっぽいものが出てきたりすしが出てこないときもあったりしますが、これぞすしやのつる八の本領です。能あるすしやはすしを隠すと、昔の人は良く言ったものです。
いきなりの山場から、焼き物、揚げ物、玉子焼きが続きますが、いずれも正統派で抜群においしいです。まながつお西京焼のあまりのおいしさに、「西京焼、最強!」と宣言したのは小泉さんです。

徳島県徳島市富田町2-9-1 アクティブファイブ1F
088-622-1841
営業時間 17:30〜24:00 *日・祝定休


2014年9月17日水曜日

中央市場「ゑんどう寿司」〈大阪市福島区〉

          

GS御堂筋での撮影の日、大谷さんが連れていってくれたのが大阪市中央卸売市場本場の場内にある「ゑんどう寿司」です。

創業100年、大阪名物つかみ寿司発祥の店。


きゅっと握らずに、温かい寿司飯をつまむように軽くにぎるのが特徴ということで、小さめにつかまれた寿司飯は、口のなかでほろっとばらけます。メニューは「上まぜ」というおまかせで、一皿に旬の寿司種が5貫のってきます。トロはとろとろ、白身はしゃっきり、ウニは芳醇、穴子はふわふわ、蛸はうまうま。こじんまりとした店内を埋めるお客さんが、次々におかわりを注文しています。しじみの赤出汁も絶品。あっというまに3皿を食べ尽くし、ああ大満足です。あっ、隣の席のご婦人お二人は4皿や!
市場の寿司店ですから早朝から開店して閉店は14時です。遅れませんようにご注意ください。


中央市場「ゑんどう寿司」
大阪府大阪市福島区野田1-1-86
06-6469-7108
5:00〜14:00 *日・祝定休

2014年9月11日木曜日

れいちゃんがやってきた(3)〈東京都渋谷区〉


6月から3ヵ月間ものあいだ一人で北海道の牧場で働いてきたル ゴロワのれいちゃん。やっと神宮前に帰ってきた翌日だというのに、ディナータイムの間、エーランチであずかることになりました。



かわええ、かわええ。元気が有り余っているようなので、用事のついでに散歩につれていくと、ちっこいのに低重心でトルクたっぷりの歩きっぷり。まるでミニ四駆のようです。2.8kmを歩くとさすがに少々つかれたのか、手足をのばしてうつ伏せになります。その姿がまたかわええ〜。