2009年8月27日木曜日

たこ焼き「たこ○君」〈徳島県徳島市〉


徳島の中心街、寿司「つる八」で瀬戸内海の海の幸を堪能した後に、行かずにはおられないたこ焼きの名店が「たこ○(まる)君」です。気分上々、千鳥足で向かうと、繁華街の裏通りで赤い提灯のあかりが待ち受けています。「2皿くださ〜い」。

「たこ○君」の店主はキヨミさん。ここにお店を構えて20年くらいになるそうです。表面は揚げたようにカリッとサクッとした食感で、熱々をハフハフしながらほおばると中はとろっとクリーミー。コクのあるソースがたっぷり、鰹節と青のりもたっぷりで、飲んだあとに、よおけ合うんじょ、ほんまに!
「たこ○君」で締め切れないときは、「うどんさろんふなもと」へ行ってビール、おでん、鳴るちゅるうどんで総仕上げとなるわけです。いずれもテーブル工房kikiの木村健治さん・京子さんに連れていってもらうのが楽しみな店です。



●たこ○くん
徳島県徳島市紺屋町5 アクティ異人館西側1F
088-656-0770
営業時間19:30〜26:00 *日曜・祝日定休
たこ焼き 1パック10個入り 400円

2009年8月25日火曜日

○務調査官がやって来た


お盆前、エーランチの経理をお願いしている会計事務所から突然の連絡。「ついに来たよ! いま、渋谷○務署から電話があったよ。設立13年目にして初だね〜」。これは大変、と一瞬思いましたが、調べられて困ることがある訳でもないし、まあ、いいか。

調査実施の2日間、エーランチのBGMはなぜか「ショパン/マズルカ 作品7-1」。

初日の朝、調査官をお持ちしていると、約束の時間10時ピッタリにその方はやって来ました。なにを調査されるのかと身構えていたら、卒業した学校や学部のことを尋ねられたり、「ああ、私と同い年ですね」とか、おっとりとしたインタビューのようです。思っていたよりフレンドリー……と思いきや、いきなりスイッチが切り替わり「それじゃ書類のほうを見ていきましょう」と。

口調は相変わらずでしたが、帳簿をひっくり返したり、コピーを撮ったり、過去のスケジュール表を引っ張り出して納品日を確認したりで夕方までみっちり。「この“名刺印刷”という外注費に対しての売り上げは見当たりませんけど」と言われて、「あれ、ありませんね……どうして無いんだろう???」あたふたと帳簿の同じところを何度も見直して約15分。「あ、エーランチの名刺を印刷したんでした!!!」ようやく思い出して満面の笑みを浮かべて答えると、「はい、それなら結構です。で、次はこれですが——」ああ、クールなんですねぇ。
こっちはへとへとでしたが、定規をあてたように真っ直ぐにネクタイを締めた調査官は、夕方になっても姿勢も態度も崩れることなく、まったくタフです。あと1日! ファイト、オー!

2009年8月18日火曜日

うどん「舩本」〈徳島県鳴門市〉


徳島のうどんシリーズ、てんやに続いては鳴門の「舩本」です。この店も、うどん探険家のテーブル工房kikiの木村健治に連れていってもらいました。木村さんは“やさしいうどん”といいます。麺は平打ちでやや縮れ、太さが均一でなく千切れたような短さ。ふわっと柔らかで多少もっちりの微妙に噛み応え。鰹だしと思われるつゆもやさしい風味で、具は刻んだ油揚げとネギのみ。これがたまりません。うどんだけならつゆを飲み干しても3杯はいきたくなります。これぞ、鳴るちゅるうどん!

店内にはコロッケ、天ぷら、おでんが置かれ、セルフサービスになっています。うどんもいっぱい食べたいけど、こちらもうっちゃるわけにはいかないおいしさです。
場所は、鳴門市の市街から海峡をひとつ隔てた高島というところの住宅街のなか。こんなところに飲食店があるの? といった風情のある立地です。
ちなみに、のれん分けの店が徳島市の末広大橋の近くと中心街の秋田町にあり、テーブル工房kikiに行ったとき、いつもはこちらの店でいただいています。いずれも、味、メニューはほとんど一緒のやさしさ。ただし値段は若干異なり、本店は350円、末広店は400円、秋田町の「うどんさろんふなもと」は500円也。


●舩本
徳島県鳴門市鳴門町高島字中島26
088-687-2099
営業時間10:00〜15:00(売り切れ次第終了・早めに行かな!)
     *水曜定休
うどん 350円 コロッケ 100円 えび天 200円 ほか

2009年8月17日月曜日

うどん「てんや」〈徳島県藍住町〉


徳島のうどん店「てんや」。うどん探険家のテーブル工房kikiの木村健治さんに連れて行ってもらった店です。この店のうどんは、しこしことしたコシがあってモッチリとした伸びのある麺。噛んだときに、うどん粉のうまみが感じられる、讃岐うどん系です。

メニューは豊富で、釜揚げ、釜玉、かけ、ぶっかけ、ざるなどが揃い、基本はいずれも280円という嬉しさ! 天ざるは、天ぷらがどっさり盛られて480円という良心価格。行列は必至です。
ボリュームも文句無し! 並でも麺の量は250g、大だと380g、その上の大大は500gと店内に書かれています。大盛り料金は大が+100円、大大が+170円です。
うどんだけでなく、鳥天もこの店の名物で、120円でごろっとした鳥の天ぷらが2個。食べ切れないときは、店内に吊るされている袋にいれてテイクアウトでどうぞ。


●てんや
徳島県板野郡藍住町矢上字安任140-1 
088-692-1725
営業時間11:00〜21:00
    *火曜定休
天ざる(並) 480円 
※写真はこの日、木村さんが食した天ざる(大大)630円